4月下旬の平日に塩屋埼灯台に登る。晴天、風が少しある。平日なので、人はまばらである。駐車場から、まず岬の丘の上まで石段を登る。登ると展示場がある。この灯台は、映画になったところなので、映画の写真や原作本が展示されている。その映画は若いとき見た。
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灯台に登るため150円払う。「上は、風があるから気をつけてください。」と言われる。灯台の塔の中の狭い螺旋階段をゆっくり登る。かなり登る。灯台のトップの出口に出ると、一挙に広大な風景が展開する。太平洋の白い波頭が次々と押し寄せるのが眼下に見える。陸はもう新緑の森におおわれた丘陵地帯が続く。久しぶりに大きな自然の風景に接した。
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しかし、高い位置にいると何か怖い。多少、高所恐怖症気味である。案内してくれたA氏も高いところは怖いと言うことで、灯台を1周だけして、出口にもどる。灯台のトップの出口に中年の男がいて「俺は背中全体に彫り物があるくらいで怖いものなしだが、高いところと注射だけは怖い。」と言って、外に出ようとしない。連れの女は平気で外を回っている。外で写真を撮ってくれと言っているが、男は出ようとしない。
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娘が高校3年のとき、卒業記念に欧州のツアーに連れて行ったことがある。このときに、イタリアのピサの斜塔に登ったが、螺旋階段が露出していて、かつ、少し傾斜しているので、感覚的に怖い。娘は平気で頂上まで行ったが、私は途中でやめたことを思い出した。
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下に降りると石碑があり、美空ひばりの「乱れ髪」の歌が流れている。この歌は、途中ですごい高音のところがあり、カラオケで女性でも歌いにくいらしい。私はもちろん、歌えない。しかし、この高音の部分があるので、この歌は感情が高まる。
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