長野県知事問題 (H14年7月3週号)

海無し県の長野県が県知事不信任問題で、日本中の注目を集めている。いずれにせよ、知事選挙に田中氏が再度出馬するであろう。テレビ朝日で田原総一郎の質問で、テレビに出ていた県議の人が「田中氏が再選されれば、私は県議を辞職する。」と言っていた。

小泉首相と反対勢力との構図と似ているが、長野県の方がより鮮明である。田中氏もある意味で変人である。破壊者は、変人である。最近、日経ビジネスで信長の破壊と創造というサブタイトルの連載がされていたが、信長も変人である。過激なまでに破壊する。しかし、いろいろな具体策も打っている。これは秀吉のような柔軟な知恵者のスタッフがいたからであろうか。

長野県の問題は、日本の体質的な問題点が共通してからんでいるので、長野県だけでなく、日本の今後の運命に関係するだろう。日本一の教育県と言われている長野県の県民に、いよいよ、厳しい選択が任されたことになる。自民党の道路族が嫌った猪瀬氏も長野県出身である。県民自らが変人となって、変化を引き起こすか、その期待は大きく、その責任は重い。