西沢姓その2
(H18年4月2週号)

永田議員にニセメールを持ち込んだのが、西澤孝という人であるという報道を見て、家族は失笑した。西澤という姓はそう多くないからだ。新聞や週刊誌は、西澤という旧漢字を用いているが、私は西沢という新漢字を用いている。そのほうが書きやすいからである。しかし、親戚は旧漢字の使用が多い。新漢字は戦後だから、もともと、私も西澤である。

西澤孝氏は、今、32才で、笹川良三の孫だとか、元長野県知事の孫であるとか、虚言癖があるようだが、実際、長野県知事で長い間、西澤権一郎というひとがいた(このHPの息抜きコーナーの9.私事雑感コーナーの「西沢姓のこと:H14年9月2週号」参照)。しかし、西澤孝氏は群馬県生まれで、高校も同県であるというから、県知事の孫というのは疑わしい。長野県生まれであるともっとだまされやすいかもしれない。

このニセメール事件は、偽のレベルとしては他愛のないものであろう。サスペンスとしても最低のものである。しかし、永田議員がこれを国会で大々的に取り上げ、その後、どうも偽らしいと分かったときの民社党の執行部の事態収拾の歯切れ悪さが影響して、政治的な大問題に拡大した。国会始まって以来の、最大のコメディーになってしまった。

自民党の平沢議員(この「沢」は新漢字らしい)は早くから正確な情報をにぎっていたようで、後から、いろいろ出て来る情報は、それを裏付けるものが多い。平沢議員は、西澤氏がこのニセメールを持ち込んだ動機は、おそらく金が欲し買ったのであろうという推測をしているが、明確には把握していないようである。どうも、ニセメールの内容からして、小泉政権の転覆を狙ったなどという謀略レベルのものでなく、芸能3流週刊誌レベルのスキャンダル記事レベルのものであろうから、要するにお金であろう。

永田議員が西澤孝氏の名前をあげる前から、週刊誌で西澤孝という名前はオープンになっていた。それ以来、インターネットに引っ掛かる西澤孝の名前が急増する。有名人になってしまったようである。

「週刊朝日」の4月14日号は、西澤孝氏について、3頁を使って報じていたが、顔写真を隠さず掲載していた。その記事の一部に民主党の調査報告書などによると、「週刊ポスト」の副編集が永田議員に「西澤氏は、記者として優秀です。」と紹介したというものがある。副編集長も、その能力を正確に評価できなかったのであろうか。