青森の雪(H15年1月5週号)

1昨年の2月中頃、青森市に行ったとき、空港に着いてビックリであった。十数年ぶりの大雪であるという。空港の駐車場にずらりと並ぶ自動車の屋根には雪が数十センチくらい積もっているものもあった。商店街も車道の雪を端に寄せるため、2メートル近い雪の壁ができ、商店に入るには、その壁の割れ目から入らねばならなかった。
したがって、一歩、商店街をはずれ、住宅街に入ると、除雪が十分でないので、2車線が1車線となり、かつ、車道に厚く雪が積もっているので、のろのろ運転であった。
青森でも珍しい大雪ということで、市では除雪の費用十数億円を使い果たし、国に追加支援を要求したということであった(この後、例のアニ―タ事件が発覚するのである)。
こういう雪の状態は初体験で、一緒に行った友人が早速写真をとった。
コンサルも、その年の4月からにした。
自然の力はすごいもので、あれほどの大雪が、4月中旬に行ったら跡形もなかった。

青森の会社には4月から支援を開始し、ISO9001:1994を秋に取得した。
昨年、ISO9000の94年版から2000年版への移行の支援要請があったが、冬を避け、6月から準備を開始し、9月1日に2000年版システムに移行した。新システムの記録が3ヶ月蓄積したとき、12月のサーベイランスとともに、移行審査を問題なく終了した。雪が降り出す前に終わることができた。

青森は、20年位前にある日曜大工の郊外店の一角に、別の店を建築するというので、その屋内の物流レイアウトのコンサルを依頼されて行ったことがある。そのときは、秋であったが、地元の建設業者は、建設のレイアウトに雪下ろしのスペースをかなり取っており、屋根の強度も東京あたりより3割ほど強くするのでだと言っていた。当時、地元の人のそういう意見をいろいろ聞いたが、実感が無かった。実際にその雪のすごさを目の当たりに見たのは、1昨年のこのときで、なるほどと理解できた。