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福島市にとまるときは、いつも、西口から歩いて、1、2分のホテルに泊まることが多い。
ところが昨年秋に、土曜の研修を行うことになり、金曜の夜泊まることになった。会社で宿の手配してもらったら、土曜に体育会があるということで、これらのホテルが満杯であった。
そこで、東口のほうに、小さな宿を見つけてもらった。初めての宿である。地図をあらかじめFAXで送ってもらった。
当日、夜、東口に降りた。福島駅には何べんも来ているが、東口ははじめてである。地図を見ながら歩き出したが、よく見たら、古い地図であることに気がついた。それは、駅の出口を真っ直ぐに行くと、長崎屋に突き当たり、そこを右に曲がり、次に、富士銀行支店をまた、曲がると書いてあるからだ。長崎屋はもう倒産で存在しないし、富士銀行も合併でその名称はない。だから、この地図は古いと分かった。
大体の検討で歩いていくと、長崎屋があったと思われる大きなビルが、カラオケになっていた。富士銀行があったと思われるビルには、UFJ銀行の名前があった。
こうして、あまり迷わず、目的のホテルについた。小さなホテルで、和式で6畳くらいの大きさの部屋であった。バスはついていたように記憶する。しかし、大風呂があるので、そちらで入浴した。
翌朝は雨であった。この小さなホテルにも、若いスポーツ選手みたいな団体が10人くらいいたが、体育会は雨のため、中止となったとのことで、宿にいることになったらしい。
それにしても、バブルがはじけて企業の栄枯衰勢は、激しいものである。ホテルも会社も地図を作るときに目標の建物の選定に気をつけないといけない。
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