体脂肪計 (H15年5月2週号)

相撲取は太っているが、筋肉が多く、体脂肪が少ないそうである。逆に、痩せ型の人でも体脂肪が多い人がいる。体脂肪は、外見だけでは分からない。
そこで、体脂肪計の登場となる。2、3年前に手頃な値段で、体脂肪計が売られていたので、購入した。これは、立って、両手で体脂肪計の取っ手を持ち、腕を伸ばして測定する装置である。最初、測定したら、肥満に近い体脂肪率で、23%くらいであった。

ところが、あるビジネスホテルに備え付けてあった体脂肪計だと、15%と標準であった。この体脂肪計は、裸足で、台に乗るタイプである。

そのうちに、昨年、スポーツクラブで300万円くらいするという体脂肪計で、1000円の料金で、体脂肪をはかってくれるということで、測ってもらった。測定結果は15%くらいであり、筋肉質という判定であった。この体脂肪計は、裸足で台に乗り、両手はハンドルを握るのである。この方法だと全身の体脂肪が正確に測定できるという。
そうなると、購入した両手で持つ体脂肪計はなんだったのだということになる。だまされたようなものである。顧客満足度ゼロである。有名メーカーの商品だけに、問題である。

スポーツクラブにも以前から、この簡単な測定器があったので、そこのインストラクターに、「どうしてこんなに違うのか。正しい判断ができないではないか。」と質問したら、手だけ握って測定するので、胸の部分だけの測定になり、測定器の限界だと言い訳をしていた。私の場合は、悪いほうに間違って出たので、体脂肪を減らさないといけないという思う方にいったが、逆に、体脂肪が多いのに、少ないと測定結果が出て安心した人の場合は、危険である。

最近、テレビコマーシャルで、新しい体脂肪計が宣伝されていたのをチラリと見た。今までの体脂肪計では、内臓脂肪は測定できないという宣伝をしていて、そのコマーシャルの体脂肪計では、全身の体脂肪を測定できると言っていた。新製品であろう。私のような経験した人のニーズでできたのであろうか。
価格は見なかったが、テレビコマーシャルで宣伝するくらいだからそんなに高くないであろう。この体脂肪計は、コマーシャルの画面で見ると、裸足で台に乗るタイプである。