トリック・相棒・CSI(H15年11月2週号)

以前、1時間枠のトレンディドラマが流行った頃は、ときにはテレビドラマを見たが、最近のものは、全く見ていない。面白くない。2時間のサスペンスも飽きた。

しかし、「トリック」という1時間番組は、そのトリックの種明かしの面白さでよく見ていた。これは、映画にもなった。評判がよいので、第2のシリーズが始まった。シリーズの最初は、一話完結だったように思うが、次第に連続の話しになり、今回始まった第2シリーズのトップも、言霊(ことだま)を扱う教祖のトリックを暴く2回完結のドラマから始まっている。第2シリーズの配役は第1シリーズと基本的に同じであるが、コミカル役となっている2人の刑事のうち、若い刑事のほうは、金髪のいかれ刑事から、東大出身の若い刑事に変わった。これは、何でも東大出をひけらかすコミカル演技が多い。

もう1つ、面白いドラマは、「相棒」という1時間の一話完結式の刑事ドラマである。第1シリーズは完結したが、評判がよいのか復活。通常の刑事ドラマと違い、主役の2人の刑事が出生街道からはずれた刑事である。しかし、難事件を見事な推理で解決していく。「相棒」の一人の刑事は、水谷豊の冷徹なキャリア刑事であり、もう一人は、若いノンキャリアのドタバタ刑事である。この対照が面白い。

この2つとも、朝日テレビである。何か、ドラマ編成のマネジメントに変化があったのであろうか。問題を起こした日本テレビと違った感触である。

これに似たアメリカもの1時間ドラマの1回一話完結で、CSI(科学捜査班)が面白い。これも長寿番組である。WOWOWでやっていたのが、テレビ東京に毎週登場するようになった。WOWOWのほうは、舞台はラスベガスとマイアミの別シリーズである。テレビ東京のほうは、ラスベガスシリーズを放映している。人気があるようだ。
CSIはCrime Scene Investigationの略で、直訳すると「犯罪現場調査」となろう。その名の通り、徹底的な現場主義で、チリ一つ見逃さない。これに基づき推理する。コミカルさはない。被害者の死体の分析シーンが、ちょっと気持ち悪い。DNA分析がよく登場し、指紋はほとんど出てこない。時代は変わったようだ。

日本の科学捜査班の連続ドラマは、以前、日本では沢口靖子主演の連続ドラマがあり、結構、私としては、面白かったが、いつのまにか、終わった。