ピラティス
(H17年6月3週号)

ピラティスとはイタリヤ料理のことではない。これを知らないと若い女性にもてない?

ヨガは東洋生まれで歴史は長いが、ピラティスの歴史は短い。1990年頃、ドイツ人ピラティス氏が考案した運動である。氏は、虚弱体質で、それを克服するために考案したという。第一次世界大戦中の負傷兵のリハビリにも利用された。
今はスリムな体型作りのために、ハリウッドスターやファッションモデルの間で盛んであるという。

スポーツクラブでマットサイエンスとういう1時間レッスンプログラムが特別にあった。これはヨガとピラティスを合体したものだという。ピラティスに興味を持ってこれに参加した。
スポーツクラブに来た、このプログラムの女性インストラクターは、ファッションモデルのように背が高く、スタイルがよい。これはピラティスの効果であるという。姿勢がよいと、無駄な肉が横腹につかない。中高年の女性が、「がまんしてやれば、インストラクターのようなスタイルになるかしら。」と言っていた。それは疑問?

1時間のプログラムでは、徹底的に下腹部の緊張持続と、ヨガの鼻からの腹式呼吸法が要求される。ズボンをはいてジッパーをするときに、ちょっと、下腹を緊張する。その下腹の緊張感を1時間、いかなる姿勢でも、持続するのである。この点、リラックス型のヨガと違う。1時間やったがきつい。下腹部が痛くなる。

ピラティスは、ヨガのようにいろいろなポーズをとるが、簡単なポーズである。しかし、筋肉を使う。それもジムで鍛える筋肉と違うから、ジムで筋肉隆々としている人でも、ピラティスのポーズがスムースにできない。
インストラクターが、いくつかのピラティスのポーズのうち一つでもいいから覚えて、日常、テレビでも見ながらでもやってみたらどうかと言っていた。試しに、座って足を立て、ひざを抱えて、うずくまり、そのまま後ろに倒れ、次に起き上がるというポーズを家でやってみたが、起き上がるときに反動をつけてはいけないので、腹筋がものすごくきく。たちまち、腹筋が痛くなった。1日、1回で十分である。

立ち姿がよいと無駄な肉がつかないと、みのもんたが「おもいっきりテレビ」で言っていた。タレント所得番付1位のみのもんたは、体をこわすのではないかと思うほど、あちこちのテレビに出ているが、片足立ちで15分も立てるのだという。本番中に、ときどき、片足を軽く床から離し、もう一方の足で軽く立つのだという。このため、医者が感心するほど、スネの形がきれいである。スネは第二の心臓と言われるほど、重要な部分である。みのもんたの健闘の秘訣はこの辺にあるのかもしれない。

ヨガでも片足立ちはあるが、普通は、最長でも30秒くらいである。それでもあまりやると、スネの筋肉が痛くなる。15分間、片足で立てるというのはすごいスネの筋力であるが、みのもんたの場合、連続でなく、延べ15分ではないかと思う。