| 最近、ISO900に勉強熱心なある小企業(約20名)を訪問した。この企業は、「中小企業のためのISO9000:ISO/TC176よりの助言」を最初に読んでいた。通常,市販のいろいろな本を読むのに、いきなり、本部の本を読んでいた。これは正解であった。その知識をもとに、インターネットで検索し、多くの情報から、このISO本部の解説書に最も近い、当研究所にコンサル依頼があった。 |
| その企業に伺う前に、最初、マニュアルの文書量の問い合わせがあった。私は、「基本的に50頁から60頁くらいである。」と説明したら、その企業の担当部長より「ある中小企業向けのマニュアル集を買ったら、それより少ない。」と言われた。私は「それは管理規定を別に作るシステムであるようだ。私の場合、小企業では管理規定は不要であると考えている。」と返事をした。 |
| 後で、その企業に伺ったら、その中小企業向けのマニュアル集があった。見ると何社かの中小企業のマニュアルの例が掲載されていた。それは、マニュアルの4.1から4.20の各項目の最後に、関連規定が列記され、管理規定は別に作るという大手企業型マニュアル方式であった。管理規定とか管理要領を20ぐらい作らなければならないことが明らかであった。私の予想は的中した。 |
| どうして、このように中小企業にも大企業向けの紋きり型のマニュアル事例集が登場するのであろうか。それは、ISO9000を本文にもどって、よく理解していないからである。 |