ISO9000コンサルティング費用相見積もり(H12年6月5週号)
 最近、中小企業のISO9000取得の要望が増加し、コンサルティングの需要が増加してきた。そこで、定年で退職した人や、リストラされた人も含め、コンサルタント業務を行う人が増加しているようである。しかし、企業側はコンサルタントの助力を得るとしても、選択が難しい。そこで、「指導内容はどうでもいいから、金額を先に言ってくれ。」ということになり、金額の安いほうを選択する。しかし、安い場合は大抵、暇つぶしに指導しようという場合があるので、危険が多い。しかし、企業側は判断できない。
 このホームページに、昨年、ISO9001を取得した板金部品メーカーのF社の苦闘記が載っているが、この企業は、最初、コンサルタントの選択を間違え、行き詰まった例である。F社は、40名程度の小企業である。このくらいの規模の企業に対するコンサルティングが一番難しい。それは、教科書的にコンサルティングができないからである。コンサルタントの応用力が必要だからだ。私は、F社の場合、生産管理システムが弱いことに気づき、これをパソコン化することを優先にシステム設計をし、これを武器にして、半年で認証にこぎつけた。
 本来、ISO9000コンサルタントは、次の4つの知識・体験が基礎として必要である。日本型品質管理の知識・経験はかえって弊害が多い。
1. ティラー以来、トヨタ生産方式を含め、100年にわたる管理技術の知識
2. 生産管理など、経営の総合的な知識
3. これらの知識をいろいろな業種や規模の企業に応用してきたコンサルティング経験(最低10年)
4. これらを基礎にISO9000の正確な理解と応用