| A 氏: |
このWebサイトにリンクしてあるE−スタヂオ社の「とんさんの目」コーナーの[2006.02.16]号で「業務改善とプロセスアプローチ」という記事があるね。許可を得て下に引用する。本を多く出している人だけに名文だね。 |
「マイペースで営んできた個人事業から、昨年、有限会社となったE−スタヂオ。お客さまに満足していただける仕事をするために業務の流れを分析してムダや無理を改善していくという作業に取り掛かっています。
そのような中、ISO9001というものから、あれこれ学び『プロセスアプローチ』という言葉に出会ったものの、イメージがつかめない。さて、どうしたものか!と情報検索をしていたところ、とてもわかりやすい西沢総合研究所のWebサイトに出会いました。
その基礎知識コーナーの『何故、ISO9001:2000のプロセスアプローチはわかりにくいか:H17年6月4週号』で、『アプローチ』とは何かといった解説から始まり、職能的アプローチとプロセスアプローチを具体的な取り組み例を挙げて説明。ISO9001の中で説明されているプロセスアプローチが、なぜわかりにくいかまで、とても具体的に書かれていました。『トヨタ生産方式』という言葉は良く聞くけれど、なに?とこれまた勉強。」
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| 私 : |
この解説は、私が1995年に出版し、絶版になった「黒船を迎えた製造現場」の説明が分かりやすいということで、ここから抜粋したものだよ。
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| A 氏: |
もう一つ、アプローチとして品質マネジメントの8原則の1つに「システムアプローチ」があるね。説明に「相互の関連するプロセスを1つのシステムとして、明確にし、理解し、管理すること」とあるけれど、これもピンと来ないね。どんなアプローチであろうと、企業システムは相互に関連するプロセスからなっているよ。
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| 私 : |
企業情報システム設計のとき、生産情報、経理情報、人事情報が密接に関連していることを明確にするアプローチと同じだね。統合情報システム、すなわち、コンピューターシステムのERP(Enterprise
Resource Planning)の考えの基本となる。
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| A 氏: |
ISOでも、マネジメントシステムを考えるとき、品質のISO9001:2000、環境のISO14001:2004、労働安全衛生のOHSAS18001:1999が、深く関連しているとして明確にして、統合して運営するのも、システムアプローチということになるかね。
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| 私 : |
マネジメントに対するシステムアプローチは別な意味がある。JR西日本の脱線事故の場合、笠原運転手個人でなく、JR西日本のマネジメントシステムの問題としてとらえるアプローチだよ(このHPの品質・環境に関する社会問題コーナーの「JR西日本・宝塚線脱線事故のマネジメント視点からの仮想記者会見:H17年5月2週号」参照)。医療事故でも病院のマネジメントシステムに焦点をあてるアプローチだよ。看護師はシステムの犠牲者だという考えだ。アメリカの医療事故に対するアプローチがそうだね(このHPの品質・環境に関する社会問題コーナーの「医療過誤と予防処置:H12年8月1週号」、「医療過誤で看護婦に有罪:H13年1月2週号追加」参照)。その点、日本はマネジメントシステムアプローチ不在だ(このHPのISO14001規格コーナーの「環境不祥事とISO14001認証辞退の不思議:H17年11月5週号」参照)。
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