これは英語のopportunity の解釈が背景にあるようです。日常会話レベルでは、次のような例が辞書にあります。
| Equal opportunity in employment: 雇用の機会均等(雇用をえるためのチャンスが平等であること) |
| Find (miss) an opportunity: 機会を見つける(逃す)。チャンスを見つける(逸する)。 |
| Seize new business opportunities: 新たなビジネスチャンスをものにする。 |
| Come to my office at the first ( earliest
) opportunity: 都合がつきしだい(なるべく早く)私のオフィスに来てください。 |
| I have no (little) opportunity to wear (for
wearing) a kimono: 私には着物を着る機会(場面:場)が全く(ほとんど)ない。 |
| At every opportunity: 事あるごとに。 |
このように、opportunityは、何かするチャンス、場面(場)、都合などを意味します。
したがって、「改善の機会」とは、改善を行うチャンスや場を意味します。ですから「マネジメントシステムの改善の機会の評価」となると、どのような場やチャンス(チャンスが得られる頻度、タイミングなど)でマネジメントシステムの改善をしているのかの評価となります。
例えば、年1回のマネジメントレビューの場で行っているとすると、年1回のチャンスでいいのか、マネジメントレビューの場だけでいいのかという評価活動となります。
あるいは、内部監査のチャンス(頻度や場)もからむかもしれません。
私は、中小企業では、マネジメントシステムのレビューの頻度が少ないので、品質マニュアルには、この部分は分かりやすく「マネジメントシステムの改善を行うチャンス(間隔、頻度、場など)についての評価を行う」と解説を加えるようにしています。
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