まず、
7.5.2は社内工程の管理要求です。また、
ISO9001:2000の7.5.2では「全数検証でない」工程を特殊工程とする定義はありません(このHPの新着ニュース
「特殊工程の解釈と審査:H19年5月5週号」参照)。
貴社の社内加工は自動機なので検査は基本的に抜き取り検査と思います。そうなると全部が特殊工程になってしまいます。プログラムで動く自動加工機械の工程に無知な適用解釈です。
解釈の問題ですので、審査機関がそういう解釈なら
正式な審査機関の文書を要求すべきでしょう。そして、
審査前に何故、それを予告しないのか問い合わせるべきです。
また、こういう重大な問題を何故、
予備審査で指摘しなかったのか聞くべきでしょう。
規格の4.1の「組織はアウトソースしたプロセスに関して管理を確実にすること」とありますが、「管理を確実にする」というのは、業者を評価して選択したり、熱処理記録・メッキ記録を提出させたりして、やっておられますので十分と思います。
それ以上に、外注にISO9001:2000の7.5.2の適用を強要するのはISO9001:2000の7.4.2のc)の「品質マネジメントシステムに関する要求事項」での適用となります。これには「必要な場合は」とあり、規格ではすべての場合について要求していません。
最終的に納得できない場合は、不適合にサインせず、審査機関にクレームを提出する旨を述べて終わるべきでしょう。