| T氏: |
ISO9001:2000本審査で下記の1件の軽微の不適合がありました。 |
「不適合」
「2007年5月8日の数量不足の不良品対策書に別件が記載されており、当該内容に該当する対策の確認が出来ませんでした。」
審査機関に是正処置を提出するように要求されていますがので次のように書きました。
「当社の是正処置」
@原因
当該不良の不良品対策書を作成していたが、中途で所用のため離席し、所用終了後不良品対策書の作成を再開した。
不良品対策書の作成再開時、たまたま、不良内容が似ていた別件の不良品報告書が机上にありその内容を参照し、不良品対策書を作成したため。
A対策
不良品対策書の発行が必要な不良品報告書は、不良品対策書が発行されるまで不良品対策書に 添付し混同を防ぐ。
こういう書き方でよいでしょうか。
|
| 私 : |
貴社では、不良品報告書と対策書は別帳票です。したがって、不良品対策書を発行するには、当該不良内容を不良品対策書の不良内容欄に転記することになります。
次にその転記された不良内容の下にある原因、対策の各欄に記入していくシステムです。
すなわち、すぐ上の不良内容欄を見て原因、対策を書くので、机に別件の不良品報告書が何枚あろうと関係ないと思います。
原因は違うと思います。
審査員はどのようにして別件の原因と対策であると分かったのでしょうか。
|
| S氏: |
審査員が管理責任者にインタビューする際、管理責任者は別件の原因と対策を口頭で答えたため、口頭で答えた内容と文書の不良品対策書の内容と相違し、発覚したものです。
|
| 私 : |
審査員は当該品の対策書の原因、対策欄をもとにしないで、管理責任者のインタビューで原因、対策を聞いているのですか?あるいは、記憶力を試すために質問したのですか?おかしな審査ですね。
ISO9001:2000には、是正処置の原因と対策を文書以外に口頭で回答できることという要求がありません。
すなわち、不適合に対応するISO9001:2000規格がありません。 あえて是正処置を書くなら、原因は、「対策書には当該不良に該当する原因と対策書をきちんと書いてあったが、管理責任者はいきなり審査員にインタビューで当該クレームの原因と対策を聞かれたので、うろ覚えの記憶で別件の似た不適合についての原因と対策を口頭で答えため」となります。
是正処置は「審査で質問を受けたらうろ覚えでなく、誤解のないように文書で必ず答える」となります。
レベルの低い審査であることを言外に表現していることになります。
|
| S氏: |
その旨、是正報告書を提出しましたら、是正処置は適切であるという回答が審査員からきました。 |