| 1.
審査員インストラクターの意見 |
| 私は、1993年にIRCAの主任審査員コースを受けたが、このときの講師は、ニュージーランドから来た資格をもった講師であった。その後、日本に講師として、十数回来たが、大抵、夕食をともにして、ISO9000の討議をした。これがISO9000規格の英語の訳でおかしいことを理解するのに大きく役立った。 |
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| 2.
納期管理についての議論 |
| あるとき、私が「ISO9000には、納期管理に関する要求がないので、納期について、システムとして不適合にできない。」といったら、彼は、かなり、不満足で「いくら品質がよくても、納期が遅れたら、顧客の満足を得ることができない。不適合である。」と強硬であった。 |
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| 3.
納期管理システムの基本要素 |
| 信頼ある納期管理をしているかは、次のシステムがあるかどうかで分かる。 |
| (1) 受注した負荷を適切な正確さで把握しているか(通常は時間単位) |
| (2) それに対応する現在の能力を適切な正確さで把握しているか(負荷と同じ単位) |
| (3) 負荷と能力を調整しているか(山崩し) |
| (4) その結果、日程を決めているか |
| (5) その日程をきちんとフォローして、遅れを早期に防止しているか。 |
| しかし、これらの要素の要求はISO9000のどの条項にもない。 |
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| 4.
自動車部品と納期管理 |
| 自動車部品は、納期が厳しい。だから、アメリカの自動車部品業者に対する規格であるQS9000(ISO/TS16949)では、ISO9000に納期管理システム要求のないことを補うために、「4.15.6 引渡し」に追加して、「納入実績の監視」と「生産計画」の要求がある。興味あることに、これは、「引渡し」への追加であって、「4.9 工程管理」への追加でないことである。もともと、「4.9 工程管理」には、納期管理の要素がないのである。 |
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