審査員交替のA社本審査終わる。N社はじめてのサーベイランス。(H14年1月2週号)
1.A社の管理規定ゼロによる認証
 昨年の12月25日から12月28日まで本審査をしていたA社の管理責任者から年末に連絡が入り、無事審査を終わり認証の内定が出たという。従業員100人くらいの会社であるが、本社は東京で大阪に支店があるため、東京から大阪までの往復移動があり、4日間の審査となった。この会社も管理規定ゼロをはじめ、6ゼロの無駄のないISO9001システムの企業である。
11月に書類審査でテニオハ審査員K氏にクレームをつけ、審査員N氏に交替した。N氏はフェアな審査をしたという。審査員交替は成功であったと管理責任者は評価した。この管理責任者は無駄のないISO9001を守ったことになる。また、審査員は管理規定ゼロ・マニュアルが簡素なだけでなく、その質の高さに感心していたという。
その前に、大阪のコンサルタントのT氏から12月に2度目の電話があり、先の20人くらいの印刷会社以外に、11月にすでに300人くらいの会社が管理規定ゼロで、2000年版の認証を取得したという。不適合もゼロであったとのこと。T氏はこの会社の指導のとき、私の「50人以下の....」2000年版を用いたという。
そのときの審査員もその質の高いマニュアルを高く評価したということであった。この審査機関は外資系でなく、日本系であった。
2.N社の初回サーベイランス
 N社(従業員30人くらい)の審査機関はサーベイランスを年1回か2回に選択できるので、1回を選択した。その初回のサーベイランスが12月3週にあった。私は、その前にチェックを頼まれたので、継続して品質を維持するには、是正処置及び予防処置が重要であるので、集中的にフォローした。いくつか原因の詰めの甘さを指摘した。
翌週、サーベイランスとなった。審査員は、本審査と別の人であった。ところが本審査でOKになっていることに文句を言ったり、不適合報告書と是正処置対策書を1つの帳票にまとめるよう助言したり、品質と関係のない帳票様式いじりの指摘だけであり、継続効果の点のチェックは皆無であった。もちろん、是正処置及び予防処置はノーチェックであった。品質をよく理解している管理責任者から、サーベイランスには、がっがりしたというメールが来た。
中小企業にとっては不況の際であるから、高いサーベイランス費用を払い、書類いじりのアドバイスだけでは、確かにコスト高になるだけであろう。