中小企業(60人くらい)Y社は、ISOを取得しようとしたが、ISOのことは何も知らない。そこで、知人から紹介された日本系の大手審査機関に審査の見積り依頼をした。
驚いたことに、訪問したセールス担当は、「審査費用とコンサル費用で合計400万円です。」と言ったという。審査で200万円、コンサルで200万円とセットであるという。これでは、第三者審査の公平性は完全無視である。検事が弁護士つきのセットで裁判するようなものである。
監査とコンサルを混同したアメリカのエンロン事件などで、監査そのものの信頼性を失ったことで経験済みのことである(このホームページの「基礎知識」コーナーの「ISO9001の負のダウン・スパイラル:H15年12月3週号)参照」。
この審査機関は、数年前、審査副部長が、関西の企業で「審査での不適合は心配しないでいいですよ。うちのコンサルタントがすぐに来て修正してくれますから。」と言って、問題発言だと言われたことがある。まだ、その考えが継続しており、むしろ、白昼堂々と、行なわれるようになっているようだ。 |