?コンフィギレーション管理とは
 コンフィギレーション管理(Configuration Management)という言葉が、ISO9004ー1の5.2.6に出てきます。
 これは、構成管理と訳されています。初版のISO9004では、型式管理と訳されていましたが、今回、改訳されています。
 古くは、設計変更管理と言われていたように思います。
 また、ISO 10007 コンフィギレーション管理のガイドラインがあります。
 このコンフィギレーション管理は、ISO9001の何に関係し、どういう必要性があるのですか。一応、文書管理に関係あることは、理解できるが、その概要とポイントをを説明してもらいたいと思います。
 この管理は、通常の図面や仕様書の技術文書管理に該当する。ISO9001
 ISO10007:1995の「コンフィギレーション管理のガイドライン」では、次のように定義している。
■コンフィギレーション
 技術的な文書に明確にされたり、製品で達成された製品の機能的、物的特性をいう。
■コンフィギレーション部門
 コンフィギレーションとその管理のために、権限と責任を与えられた、技術的、管理的な専門家のグループをいう(日本では技術管理部門がこれに当たる)。
■コンフィギレーション統制
 正式にコンフィギレーションの文書が確立してから、コンフィギレーション・アイテムについて、評価、調整、承認の活動と変更の実施を行う。これには、コンフィギレーションに影響与える公差や特採についての設計変更も含まれる。
■コンフィギレーション文書
 コンフィギレーション・アイテムの要求、設計、製造、検査を明確にするために必要な文書をいう。
■コンフィギレーション計画
 製品の構成、コンフィギレーション・アイテムの選択、コンフィギレーション・アイテムのの物的、機能的な特性の文書化、各々のコンフィギレーション・アイテムとその文書にその特性と文書番号を割りつける活動をいう。
■コンフィギレーション・アイテム
 コンフィギレーション管理で決められ、1つのアイテム(品物)のように扱われるハードウエア、ソフトウエア、サービス、または、その区分された部分の集合をいう。
■コンフィギレーション管理
 コンフィギレーション計画、コンフィギレーション統制、コンフィギレーション記録、コンフィギレーション監査を行う技術的、組織的な活動をいう。
 「設計変更管理」と意訳されていたのは、上の定義のコンフィギレーション統制の部分である。