| 企業で番号だけによって、ある情報を人間が得ることはまずない。たとえば、「購買管理規定」にISO9001の項目番号から「4.6ー8PQ1」と付けても、この番号から、「購買管理規定」を誰にでも特定できない。管理規定が20前後なら表紙やファイルの背表紙を見たほうが早い。 |
| せいぜい並べるときにISO9000シリーズの項目番号順にしたほうがよいので、番号を3桁つけるくらいである。それも背表紙がよい。 |
| これは、品番も同様である。 |
| ある工場で、品番を意味コードにして14桁にしたが、特注品増加で、14桁でカバーできず、特殊という意味のSコードを最後に付け、品番で1対1に特定するという機能を失った。別の無意味連番が、1対1の識別が必要なコンピュータから出力されていた。 |
| そこで、14桁品番をやめようとしたら、現場で、大体の品種を知るには意味コードを残すべきと言う。しかし、品名欄があるので、そちらを充実すれば十分となり、3桁になった。 |
| ある工場で、機械の保全方法を文書化するということになり、機械、機械部位、作成年度、作成部門、保管部門と文書桁が10桁くらいになった。しかし、その文書には機械名、機械部位、作成年月日などが書いてあるのである。リストはパソコンに入っており、簡単に情報が索引され、文書番号は不要となった。 |
| パソコンもアイコン時代である。簡素な、知恵のある文書番号システムはコストの低い、ユーザーフレンドリ−のISO9000システム設計のポイントである。 |