?頁の改訂番号
 今、品質マニュアルを作成しているのですが、いろいろな市販の参考書を見ると、頁ごとに改訂履歴を示す番号があります。
 しかし、当社では、改訂履歴を表紙にとり、そこに改訂する頁と行を書くので、それで詳細が分かります。かつ、改訂があると、パソコンで上書きして1冊全部回収し、新たなマニュアルを配付します。
 したがって、頁ごとの改訂番号管理は必要ないと思います。この管理をすると書類管理の作業も煩雑となります。
 しかも、改訂で頁が変わったりすることも考えられます。煩雑な管理となりそうです。
1・目的と手段の関係
 日本人は、先進国の真似をして成長してきたので、「どのようにこなすか:HOW」がうまく、「何をするか:WHAT」が弱いと言う。WHATは「何故、それが必要か」と原点にもどって考えることから始まる。
 頁ごとの改訂番号は、改訂頁を頁別に抜き取り、差し替える場合、新しい頁と旧頁を識別するために必要なのであろう。
 しかし、1冊ごと差し替える場合は、その意味がなくなる。
 最近、パソコンやコピー機の機械化で、旧い文書に上書きするので、1冊ごとの交換が多い。その場合は、頁ごとの改訂は意味がない。
2・技術文書の場合
 組立メーカーでは、部品構成を示す「部品表」がある。これは部品点数が多いと何頁もあるので、部品の追加、削除、変更などである頁が改訂されると、その頁の改訂番号を変えていくことがある。しかし、その場合は、組立製品・コードが変わる。 現在では、「部品表」はコンピュータ化され、1つでも部品が変わると、組立製品名が変わり、コンピュータファイルは識別される。そして、そのファイルマスターに基づいて、生産指示により発注や出庫指示が行われる。したがって、「部品表」を文書で配付することは意味がなくなっている。そうなると、頁ごとの改訂番号も意味がなくなる。
 コンピュータ利用の拡大と、その効率的な使用で、文書管理も効率的にすべきである。