| 純粋の個別生産型の設計は、その都度、全部の設計を新たに行う。 |
| 極端な場合、組織も変わり、品質マニュアルもプラントごとに作る必要がある場合もある。 |
| しかし、設計が繰返し生産型になると、新製品と言っても、中味は、従来品の設計を引用することが多い。 |
| 例えば、自動車でも、新車が設計されても、その約2万点の部品が全部、新部品ではない。むしろ、従来の部品のほうの比率が高い。 |
| しかし、それは、新車の重要な構成部品となっている。その部品の部品図は、その新車より当然、前に存在するから、新車全体の組立図の承認日より、前である。それが矛盾すると言うのは、繰返し型の設計の特徴を知らないで、審査を自分の経験で行うからであろう。 |
| 審査員が業種別になっているのも公平な審査を行うためであるが、この場合はそれが守られていなかったようである。 |
| 繰返し生産型の製品を構成する部品は、むしろ、できるだけ、部品は共通化して、コストダウンをはかるので、このケースは多い。 |
| このように、製品設計は、工程設計に比較すると、新製品ごとの設計アウトプットは多いが、それでも、共通部品がある。これは、新製品より設計承認は、先である。それは何も矛盾ではない。 |